小久保信蔵による渡来人歴史館リレー講座
『渤海(パルヘ)の使節が日本海からやってきた!!』
◆ 〜東アジアの新たな大国とのつながり〜 ◆

渤海(698年-926年)は、満洲から朝鮮半島北部、現ロシアの沿海地方にかけて、かつて存在した国家。周囲との交易で栄え、唐からは「海東の盛国」(新唐書)と呼ばれたが、最後は契丹(遼)によって滅ぼ された。渤海の名は本来、遼東半島と山東半島の内側にあり黄河が注ぎ込む湾状の海域のことである。初代国王大祚栄が、渤海沿岸で現在の河北省南部にあたる渤海郡の名目上の王(渤海郡王)に封ぜられ たことから、本来の渤海からやや離れたこの国の国号となった。日本との交流は926年渤海滅亡時までの200年間継続した。日本海側の、金沢、敦賀、秋田城などからは渤海との交流を示す遺物が発掘されている
講演:小久保 信蔵 (渡来人歴史館 専門委員)

 1939年滋賀県に生まれる。県内の中学校に美術科教員として38年間勤務、同和教育加配教員も経験。その間に、滋賀県同和教育研究会事務局、滋賀県解放県民センター、滋賀県教職員組合にも勤務。退職後に水口町教育委員会、甲賀市教育委員会の人権教育課に7年間勤務。「在日外国人教育を考える会滋賀」の会長を経て、同会顧問。現在、『渡来人歴史館』の専門委員を務める。




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