開館7周年記念講演
『渡来氏族の雄 秦氏の謎に迫る』
〜第2回 近江の秦氏の勢力について〜

 古代国家の形成に大きな役割を果たした渡来人・渡来氏族の中で、特に重要な位置を占める秦氏については多くの謎がある。そのウジ名の由来や朝鮮半島のどこから渡来したのかといった問題をはじめ、その本拠地についても大和の葛城・山城の深草・山城の葛野・近江の愛知など多くの説がある。秦酒・秦大津父・秦河勝・依知秦田来津など、主要な人物の動向と関連させて、こうした謎を考えてみたい。
講演:大橋 信弥 氏(元滋賀県立安土城考古博物館学芸課長)

1945年 生まれ
1967年 立命館大学大学院文学研究科日本史学専攻修士課程修了、滋賀県立安土城考古博物館学芸課長ののち、現在は成安造形大学非常勤講師
専攻 日本古代史・考古学

【著書】
『継体天皇と即位の謎』『古代豪族と渡来人』『日本古代の王権と氏族』 『日本古代国家の成立と息長氏』(吉川弘文館)

【編著】
『ヤマト王権と渡来人』(サンライズ出版)
『新・史跡でつづる古代の近江』(ミネルヴァ書房)


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