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執筆者の写真Yuki Sato

歴史館館長の自叙伝『近代の渡来人 落ちこぼれからの七転び八起き人生』が出版されました!

歴史館館長の自叙伝『近代の渡来人 落ちこぼれからの七転び八起き人生』が出版されました。

 

【出版社「プレスリリース」より】

パレードブックスは、2024年7月8日(月)に『近代の渡来人 落ちこぼれからの七転び八起き人生』(著:河本行雄 〈河炳俊〉)を全国書店にて発売いたします。

 

在日コリアン二世、挫折からの出発。生きる糧、生きる意味を模索して辿りついた「近代の渡来人として日本社会に貢献する」決意。75年の凸凹人生を綴った『近代の渡来人 落ちこぼれからの七転び八起き人生』発売!

 

本書の内容

 

在日コリアンとして生まれた河炳俊(河本行雄)が、自らの出自と置かれた環境に目を向け、日本の社会で生き、経済活動や社会活動、あるいは本やテレビ番組、識者のお話や仲間との議論を経て辿りついた考えはこうです。

人類がアフリカ大陸を出発してはるかな旅(グレートジャーニー)を続け、その行き着いたところが日本であり、陸からまた海から渡ってきた人々の末裔が日本人である。

この結論に自分では腑に落ちた思いがして、その観点から渡来人歴史館のリニューアルを行いました。

渡来人という言葉は日本の古代国家形成期に朝鮮半島から日本に渡ってきた人々を指すものと理解していますが、現在、日本列島に永住する全ての人たちが渡来人であり、親の時代に朝鮮半島から日本にやってきた自分を「近代の渡来人」と位置付けることで、自分の立ち位置が定まったように感じています。

 

残された時間は限られていますが、家族、社員、在日コリアンをはじめとする海外出身の人々、そして日本の人々と一緒に、この愛する日本の社会が、世界からも尊敬されるような包容力のあるよりよき社会となるように微力を尽くすこと、カッコよく言えば「忘己利他」が“人生の落とし前をつける”という自分の一番の幸せにつながると思いを新たにしています。


―「あとがき」より



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